Baseball Weekend

週末は野球撮影。神奈川の社会人野球、特に三菱重工Eastが好きです。

 都市対抗・西関東第2代表戦/金港ク-三菱横浜2

では、途中から異様な雰囲気に包まれた第2代表戦を振り返ります。長いです。

この日はスコアシートを忘れ、さらにメインカメラのバッテリーを忘れ、球場へ着いて青ざめました。ボロボロです。せっかくカメラ2台持ってきても意味ないじゃーん。ということで、試合中はサブカメラに単焦点レンズ1本だけで臨みました。かなり不自由ですが仕方ない。

横浜金港クラブ-三菱重工横浜のスタメンです。
先発マウンドは、三菱横浜・野村亮介投手。金港・菊沢竜佑投手。
いただいたコメントや新聞記事などによれば、菊沢投手は前田雄気捕手と立大同期、右肘手術を経てようやく復調した投手のよう。140キロ前後の速球派、クラブチームにはあまりいないタイプです。

スコア

野村  菊沢


坂上・佐々木期待の若手・野村投手としては、完封くらい狙いたいところ。
しかし1回表。先頭・市川達也選手に、セカンド深いところへ内野安打。犠打とヒットで1死一三塁。

市川・瀧4番・田中大貴選手の打球はピッチャーゴロ。ファインダー内で打者が見えてませんでしたが、スクイズだったかも? 前田捕手から三塁の瀧諒太選手にボールが送られ、三塁走者挟殺で2死一二塁。

5番・山中司聖選手はセンター前ヒット。松井崇純選手がバックホームするも、今一歩届かず。二塁から平野路尚選手が還り、0-1

松井  前田・平野


一塁側この日はとっても元気が良く、楽しそうだった金港ベンチ。先取点に喜びがはじけます。
以前、三菱横浜がクラブ登録だった頃、企業チーム何するものぞと戦っていた時の雰囲気を思い出しました。

松井ただ三菱横浜もすぐ反撃。
1回裏。松井選手が四球、五十嵐大典選手の内野ゴロの間に進塁。ボークで三塁へ。瀧諒太選手のセンター前タイムリーで1-1

松井・目黒しかしそのあとの回。四球の走者はたびたび出すものの、二塁が踏めず。あまつさえ、俊足・松井選手の足まで封じた金港バッテリーでした。

この日の金港さんは守備がとても良かったですね。クラブの試合は、守備の破綻でグタグタとなることが多し。投手と守備が良ければクラブでもここまでの戦いが出来る、という見本を見せてくれたように思います。

野村投手も2回以降は危なげなく抑えてきましたが。
6回表。佐藤圭一郎選手が一塁側にバントヒット。ファースト村山正誠選手のタッチはわずかに及ばず。平野選手はライト前ヒットで無死一二塁。

村山・佐藤  平野

田中選手はレフト線へタイムリー2ベース。二塁から佐藤選手が還り、1-2。田中選手は二塁上でガッツポーズです。なおも無死二三塁。

佐藤・山中  田中


前田・平野・田中・瀧もう1点もやりたくない三菱横浜。
山中選手はセカンドゴロ。前進守備の坂上真世選手からホームへ送られ、前田捕手が三塁から飛びだした走者を追います。二塁走者もすでに三塁進塁。ここは三塁上でお約束の、両走者にタッチして1アウト。

平野・田中・前田・瀧この場合、前位の走者に優先権があります。なのに平野選手がアウトと勘違いして塁を離れてしまい、コーチに指摘されあわてて戻ります。ここで平野選手にタッチにいけば三塁走者がいなくなったのに、目を切ってしまって惜しいなあ。 あ、タイムがかかってましたかね?
何はともあれ、1死二三塁。まだまだピンチが続きます。

前田・平野目黒翔太選手はショートゴロ。佐々木勉選手のバックホームは、間一髪アウト。
それでもまだ2死一三塁。1点だけにとどめたら奇跡だと思うような、この回の守りです。

佐々木そして庄野太朗選手の打球はショートゴロ。佐々木選手からセカンド坂上選手に送られて、ようやく6回表終了。ピンチを招いたあとは全部内野ゴロを打たせたバッテリー、よく粘りましたねえ。

東芝第1代表を決めた東芝さんは、高みの見物。

福地7回から福地元春投手。前回の金港戦でも好投したそうですが。今日は常に走者を背負うピッチング。

6回裏には追いつけなかった三菱横浜。しかし7回裏。四球の佐々木選手を村山選手が送り、頓所裕一選手のレフト線タイムリーで2-2
かたや8安打、こちらは3安打。3安打で2点は、効率がいいと言うべきか。

頓所  佐藤・佐々木

スコア


そして迎えた9回表。先頭・庄野選手がライトオーバーの三塁打。

松井・五十嵐  瀧・庄野


続く斉藤佳弘選手は浅いライト前ヒット。走者進めず無死一三塁。
ここでレフトを頓所選手から本間章平選手に交代します。代打・澤井純一選手のファーストゴロの間に1死二三塁。

本間市川選手の打球は、交代したばかりの本間選手のもとへ。三塁走者の帰還は許しますが、7-6-2と送られて二塁走者は本塁タッチアウト。2-3

庄野  斉藤・前田 

スコア


福地この回安打集中。佐藤選手も福地投手の足下を抜くヒットで、2死一三塁。

鶴田どの程度登板を予想していたのか分かりませんが、鶴田祥平投手にスイッチ。
ところが平野選手に四球で2死満塁。ここで大量点が入ったら、あと1イニングの攻撃でひっくり返せるものか? もう生きた心地のしない終盤です。

瀧・鶴田たださすがに、幾度か修羅場をくぐってきた鶴田投手。4番を三振に斬り、颯爽とベンチに戻ります。

金港の投手は、8回から大橋洋介投手。金港の必勝パターンのようです。
1点を追う9回裏。坂上選手はセカンドゴロで1死。先頭打者が出ない。イヤーな雰囲気です。高校野球なら、球場全体が金港を応援し始めるでしょう。
亀川投手は今年もまた赤いユニフォームを着るのか…なんてことすら思いました。

一発がでれば…と願う佐々木選手の打席は、辛くもレフト前ヒット。1死一塁。

佐々木  佐藤・市川・目黒

村山選手はセカンドゴロ。4-6-1であわやゲッツー・試合終了かと思いましたが、村山選手の足のほうが速く、かろうじて2死一塁。

目黒・佐々木  大橋


前田選手はカウント2-2と追いこまれ。そのあとのローボールに、バットが途中で止まります。塁審の判定を待たず、スイングを確信して何人かがワッと飛びだす金港ベンチ。どちらともとれる判定の場合、こういう行動を取られると審判の心理が逆に働くこともあるような気がします。塁審のジャッジはセーフ。まあ静止画像で見る限り、微妙な角度で止まっているようにも見えます。厳密には動画じゃないと何とも言えませんから、貼りませんけど(^^;

命拾いした前田選手の打球は、レフト方向へ。レフト市川選手がダイビング。捕ったら大ファインプレーでしたが、打球は無情にグラブの向こうへ。

前田  市川

村山選手が一塁から長駆生還。土壇場で3-3に追いつきました! 二塁でへたりこむ前田選手。そちらへ向けてガッツポーズの三菱横浜ベンチ。クールに振る舞っていた選手たちも、思わず熱くなります。やはり金港恐るべし。

三塁側  本間・村山

延長戦へ。
10回表は鶴田投手が3四球で2死満塁なんてピンチを背負いますが、何とかチェンジ。

五十嵐10回裏。1番からの好打順は、松井選手が四球で出塁。
五十嵐選手は送りバント。ちょっともたつけば内野安打にもなりそうな当たりに、必死の走りです。1死二塁。

ここまで打球をライト方向に引っ張っていた瀧選手、ここはきれいに流し打ち。三塁ベースをかすめ、ファウルゾーンを転々。

瀧  佐藤

三塁を蹴った松井選手から笑顔がこぼれます。4-3! サヨナラです。

松井  圓垣内・松井

2時間50分。気分的に長かった試合が終わりました。瀧選手を囲む選手たち。瀧選手の後ろで跳びはねているのは、圓垣内学選手です。よっぽど嬉しかったんだな(笑)。

亀川・竹内・村山・瀧・頓所

三菱横浜

スコア


松下・露木松下監督も、相当肝を冷やした試合だったことでしょう。

練習時間も環境も圧倒的に違う相手に、負けるわけにはいかない。それはクラブを見下すとかそういうことではなく、チームのあり方の違いだと思います。

三菱横浜もクラブ時代に企業に挑み、ようやくENEOSを破った時、ENEOS側がどんな気持ちだったか──。代表戦で大差をつけ、あと幾つかのアウトで東京ドームだったのに、日産やJFEに逆転を許して選手たちが涙にくれたこと。きっと今の金港も、その時以上のやるせなさなんだろう──。
他にも、いろいろなことを考えた終盤でした。


コメント

企業チーム・クラブチームかたちは違えど忘れてほしくないのは、
社会人になっても野球が出来る環境に感謝してプレーして欲しいと、ふと思いました。

>サスケさん
そういう気持ちって、見ている者にも伝わりますよね(*^-')b

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>kさん
コメントありがとうございます。
三菱横浜の現在に比してクラブ登録時代を思い出しただけで、
企業クラブとクラブを一括りにして語っているつもりはないのですけど、
うまく伝わらなかったみたいで申し訳ありません。
クラブチームは、金銭面など運営の大変さはもちろんですが、
選手個々の方向性をまとめるだけでも大変そうだなと思います。

やっと落ち着きました。(悔しくて)
勝つ気のないチームに勝ちを譲ってもらったみたいですねぇ。
僕の中では6-3で金港でした。
今度こそは、過去の試合内容に反省をしっかり行って、応援しているものの気持ちも
考え本大会に挑んでほしいです。
このままでは、廃部、クラブ化も有り得るかな。

土曜日は現地には行かず、速報を見ていましたが
終盤は速報を何度も更新していました。
ブログはドキドキしながら拝見させていただきましたので
現地に居たら自分は直視出来なかったと思います(苦笑)

結果のみ見れば前評判通りの企業2チームが代表権獲得となったわけですが
野球はゲームセットまでわからないということを実感しました。

遅ればせながら、本当にお疲れ様でした。

>じぃ~。さん
先日はお疲れさまでした。
ご家族なればこその憤りと心配、心中お察しします。
せっかく見に来られたのだから、明るい気持ちで帰途につきたいですよねえ。

>あくあさん
カメラ持ってるとかなり冷静に見ていられますが、
スタンドで応援してるだけだったら、本当に終盤は直視できなかったかも(笑)。
壮行試合を見にいこうと思っていたのですけど、この試合で疲れ果てました(^^;
ドームは、日程が合えば応援に行きますね。
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